その胃痛、大丈夫？
胃痛の原因はさまざまですが、一般的に以下のような要因が考えられます。
１．胃炎や胃潰瘍
胃の内側が炎症や潰瘍を起こすことで胃痛を引き起こす場合があります。胃の出口から続く十二指腸にもよく起きます。
ピロリ菌やロキソニンなど非ステロイド性抗炎症薬の多用などが原因となることがあります。
ピロリ菌は息や便、血液で簡単に判別できます。
２．胃酸の逆流
逆流性食道炎は胃酸が食道に逆流し、食道の粘膜を刺激することで痛みや胸焼けを引き起こします。
これは食事の後や横になった後に症状が悪化することが特徴です。胃酸を抑える薬を使います。
３．胆のうの石
胆石や胆嚢炎など胆のうが原因で胃痛と同じ場所の痛みを引き起こすことがあります。
超音波検査などでわかります。
４．消化器系、循環器系の疾患
膵炎、腸閉塞、腸の炎症性疾患、感染性胃腸炎など消化器系の疾患が胃痛の原因となることがあります。
また心臓の痛みが胃の痛みと誤認される場合があります。
５．ストレスや不規則な食生活
ストレスや不規則な食生活、アルコール生活によって消化管が過度に刺激されることで、胃痛が引き起こされることがあります。
激しい痛みや市販薬を用いても胃痛が持続する場合は医師の診断を受けることが大切ですが、生薬を活用した市販薬をまず服用してみるのもよいでしょう。
